畳の種類

畳表(たたみおもて)

畳表は主に長さ・質・糸・織り方で見分けます。
一般的には長いい草を使用したものが、根元と先端を除いた部分に多く使われるため良い畳表になります。
上質の畳表ほどい草の折り込み本数が多く、強度のあるマニラ・麻糸の経糸が使われます。

麻綿引きW

変色したい草の混入がないので、畳表全面の色調が特に良好です。良く使うお部屋・お座敷などにおすすめです。

type_05

糸引きW

110cm以上のい草を使用しており、織り込み密度・色調ともにおおむね良好です。

type_07

糸引き

変色したい草か元白があり、色調等で「3等」に格付けされている畳表です。

type_09

畳床(たたみどこ)

畳床は素材によって性能や質感が大きく変わります。
主に、わらを何層にも重ね合わせた稲わら畳床、わらの問にポリスチレンフォーム・インシュレーションボード等を挟み込んだ稲わらサンドイッチ畳床、わらを一切使用しないでポリスチレンフォームや細かいチップを圧縮したインシュレーションボード板を組み合わせ縫い込んだ建材畳床があります。

稲わら畳床

昔ながらの天然素材で作られる畳床です。
畳ならではの耐久性・弾力性・吸放湿性・断熱・保温性・難燃性が1番優れています。

type_14

稲わらサンドイッチ畳床

稲わら畳床の特色を持ちながら軽量で、保温性に優れています。稲わら畳床に比べて軽く、ダニが寄生しにくいのが特徴です。

f8e8b85e7555bdb5c1919627de5a5db0

建材畳床

断熱性に優れており、水を吸収しない工業製品なので品質が安定しています。
ダニが寄生しにくいことなども特徴です。

type_16

畳縁(たたみべり)

畳縁は化学繊維・綿・麻・絹などの素材から作られています。
無地の縁と柄を織り込んだ縁では印象も変わりますので、
お子さんのいるお部屋と客間などでは、違った雰囲気をお楽しみいただけます。

無地

ベーシックながらあか抜けた印象があります。畳にどっしりとした縁を描く力強いコントラストが空間をきりりと引き締めます。

type_20

今様

英国のアーガイル柄と日本の菱の柄が交錯する新次元の畳縁です。畳空間をより素晴らしいものに演出してくれます。

type_21

柄縁

現在、最も広く使われている柄縁の中には、和柄から洋柄のほかにも、犬や猫などのキャラクターを織り込んだ縁もございます。

type_22

デザイン

一般のお宅から居酒屋など、それぞれの使い手に適した特殊な畳も取り揃えております。
い草の色とは違うカラフルな色合いの和紙の畳、縁のない半畳サイズの縁なし畳などもございます。
お悩みの際もどうぞお気軽にご相談ください。

市松表

交差させずに織り込み縁際に柄を作っています。い草の真ん中付近は“青さと白さ”の中間色が混じるため徐々に柄が薄れてきます。

itimatu-1

縁なし畳

縁のないシンプルな畳のため、お部屋が広く明るく感じます。半畳を縦横交互に敷くことで光の反射を受けて市松模様に見えます。

hutinasi-1

カラー畳

和室だけでなく、洋風な雰囲気のお部屋にお使いいただくのも人気です。思い切って好きなカラーの畳を使ってみませんか。

color-1-1